「ブックオフと、夜行性と、いらち」2019年の、作文練習|エンタメアスペルガー|note
「故人の総括」 中曽根元総理が、亡くなった。今の政治にも疎いのに、過去の総理のことなどほぼ知らない。それでも私はブックオフに、中曽根さんの著書を買いに行った。これは昔からで、さくらももこさんが亡くなった時もエッセイ十冊を大人買いした。まだ半分しか読めていない。中曽根さんの本は、すぐには読まないだろう。 私は著名人が亡くなった際、不謹慎だが慌ただしくなる。故人を総括する作業に入るのである。作家が亡くなれば代表作を買い、歌手が亡くなればアルバムを買う。失礼な話、その人の全盛期を感じるのが心地良い。悪趣味だと思うが、やめられない。この作業で、好きなものが増えることがある。個人的には前向き
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